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(2.47) |
1列だけのとき
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(2.48) |
例
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(2.51) |
例
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(2.52) |
対称行列のときは
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(2.53) |
対角行列(主対角線の両側がすべて0の対称行列)
例
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(2.54) |
交代行列(Skew-symmetric)
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(2.55) |
の場合
例
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(2.56) |
対称行列を
、交代行列を
とした場合、正方行列
に対して次の関係がある。
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(2.57) |
例
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(2.58) |
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(2.59) |
とはのこと。
は
また
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(2.60) |
:スカラー、
:マトリックスとすると、
は
また
は
は
のことである。
と
の積は
の列と
の行の数が等しいときのみ可能
の行列、
の行列のとき
の行列
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(2.61) |
例
マトリックスの積に関する公式
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(2.66) |
の時
を逆行列(inverse matrix)という。但し
の行列式(determinant)
が零でない(正則行列)場合のみ存在する。
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(2.67) |
において、に対して行列を除いた行列式を小行列という。
にを掛けたものをの余因子(cofactor)といい
で表す。
「逆行列
は、
の成分をその余因子
で置き換えてから転置行列を作り(これをadjoint matrixという)、それに
を掛けたものである。」
例
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(2.68) |
の場合
になり、余因子は
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(2.70) |
となるので
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(2.71) |
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(2.72) |
より逆行列は
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(2.74) |
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(2.75) |
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(2.76) |
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(2.77) |
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(2.78) |
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(2.79) |
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(2.80) |
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Yasunari SHIDAMA
平成15年5月12日