2.2 変数のスコープ

 C言語においては、プログラム中で使われる識別子はすべて型を持ち、(使用する以前に)前もって宣言されている必要があります。(ただし、int型の関数に関してのみ、前もって宣言しなくてもよいことになっています)。

 その時、識別子の宣言のされ方に依存した「有効範囲(その識別子を利用できるプログラムテキスト領域)」を持ちます。この有効範囲のことを、スコープと呼びます。