(1) 記号表ライブラリ関数の構成例

　記号表ライブラリは、例えば以下の様な構成として下さい。記号表のデータを外部から隠すため、構造体はstaticで宣言すると良いでしょう。

#include <stdio.h>
static struct st
　{
 　　char *key;
 　　struct st *next;
　}
　*root, *ptr, *qtr;

void symbol_init ()
{
　　root = NULL;
}

void symbol_insert (data)
　　  char *data;
{
　　dataのリスト形式の記号表への登録
}

int symbol_search (data)
　　  char *data;
{
　　dataの記号表からの探索
}


int symbol_size ()
{
　rootからnextフィールドがNULLであるセルまでのセルの個数をカウントする
}

void symbol_print ()
{
　 nextフィールドがNULLになるまでプリント
}

(2)main関数の構成例

#include <stdio.h> int main( void ) { 　　static char *data[ ] = {"begin", "end", "start", "print"}; 　　static int count = 4; 　 /* ここで記号表に対する各種の操作を試す */ }

(3)サイズを求める関数

　記号表の構造体のポインタを引数とし、記号表の終端まで検索し、経路長を変数countでカウントするものです。関数の返り値はcountです。以下の？？？？？はどのようになるでしょうか。

int symbol_size ( ？？？？？ ) { 　　int count = 0; 　　if (root == NULL) 　　？？？？？ 　　else 　　{ 　　for (ptr = root; ptr != NULL; ptr = ptr->next) 　　count++; 　　？？？？？ 　　} }