7.4 木構造

 ここまで説明したきたリストはノードを一列につなげ、前と後ろという順序の関係を持ったものでしたがここでは各ノードを親と子という関係を持つものとして考えます。各ノードはメンバとして他のノードへのポインタ変数を持ちます。このときそのポインタ変数が指すアドレスのノードもとのノートに対しての"子"と呼びます。同様にあるノードのアドレスを持つノードのことをもとのノードに対しての"親"と呼びます。このようにして連結されたノードの構造を木構造と呼びます。
 一般の木構造では各ノードは複数の子を持ちますが、子はただ一つの親を持ちます。

木構造のイメージ

 ここでは2分木について説明します。