12.2 分割コンパイルとmake

  3.Makefile
 詳しくは、man makeを参照して下さい。Makefileの基本フォーマットは以下の通りです。
ターゲット:依存関係
   (ターゲットを作るための)コマンド
ターゲット:コンパイルして作成するオブジェクトファイルや、リンクして作る実行可能ファイルです。makeを引数無しで実行すると、Makefileの一番先頭に近いターゲット、を作成しようとします(ターゲットを記述する順番が重要)。makeの実行時の引数に、ターゲット名を指定することもできます。

依存関係:ターゲットを作るために必要なファイル群を列挙したものです。ここに書かれているファイルの内容が修正されたら、ターゲットは 作り直す必要がでてくるのです。

コマンド:コンパイルの指示など、ターゲットを作るために必要な コマンド群を列挙します。
先頭は「タブ文字」でなければならないことに注意しましょう。