No. | 項目 | 法則 |
1 | 対称性 | 実軸に対して対称である |
2 | 起点 | 一巡伝達関数の極 |
3 | 終点 | 一巡伝達関数の零点叉は無限遠 |
4 | 軌跡の数 | 一巡伝達関数の極の数 |
5 | 無限遠に延びる | (一巡伝達関数の極の数) |
軌跡の数 | ー (一巡伝達関数の零点の数) | |
6 | 極、零点が総て実軸上にあるとき、 | |
実軸上の根軌跡 | 右側にある極と零点の個数の和が | |
奇数である所に根軌跡が存在する | ||
7 | 無限遠に延びる | 実軸と漸近線とのなす角は |
軌跡の漸近線 | ||
8 | 漸近線と | |
実軸の交点 | 極 零点 | |
(1)極、零点が実軸上にある場合 | ||
9 | 根軌跡と | (2)極、零点が複素数の場合 |
実軸との交点 | ||
ただし、 | ||
, | ||
10 | 極から出る角 | (出入角)= |
叉は | ー(他の極からの角) | |
零点に入る角 | +(他の零点からの角) |
例
の場合
1
20D実軸に対し対称となる。
2
20D起点
3
20D終点
無限遠
4
20D軌跡の数
5
20D無限遠に延びる軌跡の数
6
20D実軸上の根軌跡
および の間
7
20D無限遠に延びる軌跡の漸近線
8
20D漸近線と実軸の交点
9
20D根軌跡と実軸の交点
10
20D極から出る角、零点へ入る角
極から出る角
極から出る角
極から出る角
零点へ入る角
以上に基づき根軌跡を描いたのが図1.39である。