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(4.12)式はまた次のように書くことができる。
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(4.44) |
これを図4.9のように分けて考える。ただし
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(4.45) |
であり、であるとする。図より
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(4.46) |
より
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(4.47) |
となる。のところまでは同様にして
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(4.48) |
となる。のところは
となり、以下まで同様の方法で求める。したがって、一般的に状態方程式は
という形になる。
図 4.9:
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[例]
の場合
図4.10のように状態変数をとるとのところは
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(4.50) |
となり、のところは
となる。したがって状態方程式は
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(4.52) |
となる。
図 4.10:
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Yasunari SHIDAMA
平成15年6月30日