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1975年,日本のY.Shiroish氏によって最初に開発された.コマの原理を応用した方式で,図2.1のように駆動輪のタイヤを傾けた状態で回転させ,その直角方向の反力を利用して動く.傾いた回転軸の方向を変えることで全方向に移動が可能となる.障害車用車椅子に開発されたが,段差や不正路面に非常に弱い欠点があり,あまり実用的でない.
Figure:
Gyro Car 方式の走行メカニズム
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Shoichiro FUJISAWA