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直進性や位置決め精度の向上を図るため,駆動用のモータにはステッピングモータを用いた.各車輪の駆動力を均一にするために重心を中心に配置すると共に,各車輪のグリップ力を高め,地面の凹凸にも柔軟に対応できるように,各車輪に懸架装置を取り付けた.駆動用モータは遊星歯車式減速装置と共に車輪に内蔵させた.図4.16のように駆動装置が一体であるため,この懸架装置は駆動装置全体をばねが支える形式となった.簡素な機構で最大限の効果が期待できる.
Figure:
駆動機構
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Shoichiro FUJISAWA