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(3.31)式より
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(3.35) |
の関係があるから、入力の変換にパルス伝達関数を掛ければ
出力が得られ、その逆変換を求めれば過度応答が求められる。
すなわち
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(3.36) |
である。
インパルス入力の時
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(3.37) |
ステップ入力の時
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(3.38) |
ランプ入力の時
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(3.39) |
である。
[例]
のステップ応答を求める。
図 3.13:
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特異点はおよびゆえ
となる。
のときの応答が図3.7である。
図3.14は極の位置と過度応答の形の関係を示している。
単位円に最も近い根が代表根であり、根が原点にあるときが最も減衰が速い。
図 3.14:
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Yasunari SHIDAMA
平成15年6月9日