そこで図5.44のようなサーボ系の場合、図5.45に示すような 原点を通る軌道を切換線とする。そのときのどの初期値から出発して も 点で切換えが行われ原点に到達し、これが最 短時間となる。実際には図5.44に示すように誤差と、その速度 とを(5.184)式を満たす関係で合成してオン・オフ要素に加 える。図5.46はこの場合の応答を示し比例制御()の場合 と比較してあり、オン・オフ制御の方が迅速に目標値に落ち着くことがわかる。