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研究の方法

パソコン用のマウスは,マウス本体を移動させることで底面のボールを回転させ,そのX軸・Y軸方向の移動量をそれぞれ2つのインクレメンタル形ロータリ・エンコーダで検出を行っている.また,マウスのクリックは,スイッチ動作である.その様子を図6.1に示す.このセンサ部にリミットスイッチと直動型ポテンショメータを使用し,このマウス動作を首と肩で行わせることを試みた.マウス・ポインタの動作を首の前後左右の動きで実現させ,マウス・クリックの動作は両肩の動作で実現させている.なお,クリック動作のセンサは肩にリミットスイッチを取り付けた.

Figure: マウスの出力信号
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\psbox [width=11.07cm]{H61.eps}
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Subsections

Shoichiro FUJISAWA